北海道大学寮歌祭 資料

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昭和十八年寮歌
天地の奥に

橋爪 秀雄君 作歌
池田 政晴君 作曲


 天地の奥に征く吾や
 孤杖無限に旅立ちて
 渓巒はるか訪ね来し
 楡陵の宿や三春の
 旅にしあれどそは深き
 噫魂のふるさとか


 四大も夢む幌のさと
 歌の心を温ぬれば
 馥り床しきアカシアの
 花仄白き憂あり
 夏宵の霞たなびきて
 月皎々の滄海をゆく


 いざ浩歌はなん雨壌の
 栄ゆる時ぞ益荒男の
 事ふる道は烈しかる
 今宵祭の聖き火に
 尊き誓い立てよかし
 興亡分かるる秋なれば


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