北海道大学寮歌祭 資料

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山岳部部歌
−山の四季−

朝比奈英三君 作歌
渡辺 良一君 作曲


 ふぶきの尾根も 風止みて
 春の日ざしの おとずれに
 沢のなだれも 静まりて
 雪げの沢の 歌楽し
 いざ行こう 我が友よ
 暑寒の尾根に 芦別に
 北の山の
 ざらめの尾根を 飛ばそうよ


 沢を登りて いま五日
 ワラジも足に 親しみぬ
 三日三晩の 籠城も
 過ぎて楽しき 思い出よ
 いざ行こう 我が友よ
 日高の山に 夏の旅に
 北の山の
 カールの中に 眠ろうよ


 山は紅葉に 彩られ
 頂高く 空澄みぬ
 新雪輝く 山山は
 いずれも親しき 友だちよ
 いざ行こう 我が友よ
 ニセイカウシュペに トムラウシに
 北の山の
 沢のたき火に 語ろうよ


 吹雪も止んだ 朝まだき
 凍ったテントを 起き出でて
 はるかにのぞむ やせ尾根は
 朝焼け燃ゆる ペテガリだ
 いざ行こう 我が友よ
 氷の尾根に アンザイレン
 北の山の
 聖き頂 目指そうよ


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